カラッとした心とからだをつくる

梅雨本番ですね。


雨が降り続き湿度の高い季節は、私たちのからだの中にも余分な水が溜まりやすく、

からだに余分な水がたまることで、冷えやむくみ、からだの重だるさ、食欲不振といった

不調が現れやすくなる、と考えます。


こういった不調を引き起こす病邪を中医学では「湿邪」と呼んでいます。

この「湿邪」は五臓の中の「脾」にダメージを与えます。


「脾」といえば、胃腸の働きを含むので、

「湿邪」の影響を受けると、胃腸が弱ってしまったり、食欲が落ちたり・・・


「脾」はからだに必要な「気・血・水」を生み出す場所でもあるので、

「脾」が弱ることで大事なエネルギーや栄養が生み出せずにパワーダウンしてしまったり。


なんせ雨が続くとじめじめして、心と体のパワーが落ちがちです。

梅雨の薬膳と養生では、からだの水はけをよくして、

カラッと過ごせる心とからだをつくるのが目標ですね^^


そのために心がけたい食養生としては、

「からだの余分な水を出してくれる食材を取り入れること」と

「脾を養う食材を取り入れること」。


それぞれご紹介しますね。


からだの余分な湿や水を外に出す食材

●麦類:大麦、はと麦

●豆類:小豆、黒豆、緑豆

●野菜;エンドウ豆、とうもろこし、枝豆、レタス、アスパラガス、空豆

●瓜類:きゅうり、冬瓜、メロン、すいか

●貝類:あさり、しじみ、はまぐり

・・・・・・など


ざっくり、豆類とウリ類、と覚えておくといいかもしれません。

お野菜の中でも、みどり色のお豆は、からだの水はけをよくしてくれるものが多いです。(枝豆やそら豆など)

豆類に比べるとウリ類はからだを冷やしやすいので、

冷えやすい方、胃腸の弱い方には豆類をおすすめしていますが、

そうでなくても、この時期なるべくからだを冷やさない方がいいので、

ウリ類解禁はもう少し待った方がいいかなぁ、と

個人的には感じています。


からだを冷やすもの、冷たいものは、「脾」を痛めてしまう原因にもなってしまいますから。



また、「脾」をしっかり養っていくため、

”健脾”と言って、脾の機能を補う効果をもつ食材を取り入れるのもおすすめです。


健脾作用のある食材

●豆類

●穀類:米、黒米、玄米、ハトムギ、もち米

●芋類:さつまいも、じゃがいも、長芋

●野菜;おくら、なす、にんじん、枝豆、そら豆、とうもろこし、ブロッコリー

●種実類:アーモンド、落花生、栗、なつめ

●果物:オレンジ、ライチ、りんご

●貝類:うに、すずき、はも

・・・・・・などなど


豆類、芋類、そしてお米などの穀類。

こういった自然の甘味が、私たちの「脾」を丈夫にしてくれるんですね。

もちろんこれらに偏りすぎるとかえって「脾」に負担がかかるので、

お魚やお肉、野菜などもバランスよくいただきましょうね^^


そして、「脾」に負担をかけないためには「ゆっくりよく噛んで食べること」。

特に、胃腸の調子がよくないときには、「あたたかくて柔らかいもの」を。


こちらにも書いている通り、脂っこいもの、味の濃いものは避けていきたい季節です。


梅雨の養生がうまくいかないと、次のシーズンでバテやすくもなります。


楽しい夏をイメージしながら、

カラッとした気持ちで過ごしていきたいですね^^




梅雨の養生はこちらも↓

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