キッチンの薬箱〈紫蘇〉

薬味シリーズ。


紫蘇です。


からだを温めてくれる食材。


解毒のパワーがあるので、生のお魚と食べることで食中毒を防ぐ役割も。


そして、紫蘇の良い〜香りで、”気”の巡りをよくしてくれます。




漢方でも紫蘇は使われますが、生薬として使われるのは赤紫蘇です。


香蘇散(こうそさん)や

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)といった漢方に含まれています。


どちらも”巡り”が悪くなって起こる不調に使われます。



職業柄、仕事で煎じ薬を作りますが、

紫蘇を入れるときは、

「ちょっとー白ご飯もってきてー」

と言いたくなる、数少ない生薬です♪



現代社会は複雑です。


このストレス社会でなかなか

”巡り”よく 生きるのは難しいです。



そんなときに、香りのいい香味野菜は

ふわっと、癒しをくれる存在ですね^^

こまさんちの薬膳教室

こころとからだと、 季節はひとつ。 こまさんちの 読むだけでわかる薬膳レッスン