秋の薬膳、ついでに美肌

秋はが乾燥対策が必須。こちらの記事に書きました。



潤いを与える食材はいろいろありますが、中でも”潤肺”と言って、

五臓の中の『肺』に潤いを与えてくれる食材は特に秋にぴったり。



例えば、長芋・はちみつ・アーモンド・松の実・落花生・クレソン・白キクラゲ・レンコン・いちじく・柿・カボス・びわ・りんご・・・などなど。



中医学でいう『肺』は、呼吸に関わるのはもちろん、水分代謝なども担当し、とにかく乾燥を嫌う臓です。

秋はこの『肺』がダメージを受けやすい。


『肺』がうまく働くと、皮膚や腸の状態も整うとされているので、

『肺』をいたわることって、”美肌”にもつながっていきます。


美肌の薬膳でよく登場するのが白キクラゲです。

コトコトと煮てスープにしたり、梨と一緒にコンポートにしてデザートにしたり、と

薬膳メニューでもよく見かけます。


季節に合わせて養生していると、それが美容につながっていくのも薬膳の面白いところ。


この秋は”ついでに美肌”も頭において過ごしてみてくださいね。




※写真はクレソンのサラダです。








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