秋に向けて。
梅雨が明けて夏が来て、残暑もジリジリと続き、
9月頃には秋雨前線の到来でお天気もあまりパッとしない日が続く。
本当に日本は、湿度の高いシーズンが長いですね。
梅雨時期の薬膳レッスンでも書いていた通り、湿度の高い時期は胃腸に負担がかかりやすいです。
雨の日などは特に、からだの除湿を心がけたいですね。
梅雨時期の除湿を振り返ってみるのもおすすめです。
この季節は、暑い日が来たかと思えば、急に寒く感じたり。
気温の変化がからだに影響しやすいので注意。
食材で除湿効果を狙うなら、ウリ類よりも豆類がおすすめです。
例えば小豆の煮汁の利水作用は優れもの。(ちょっと生臭いんですけどね・・・)
雨の日でなんだかしんどい時や、むくみがひどい時なんかには
「良薬口に苦し!」の精神でいただいてみるのもいいですね。
夏の間には生のお野菜や果物をたっぷりいただいてきたけれど、
これからは少しずつ減らしていきたい季節。
わが家は夏の間、麦茶をメインで飲んでいましたが、
そろそろほうじ茶に切り替えようかと思っています。
麦茶や緑茶はからだを冷やす”涼性”の食材ですが、(茶葉自体が、からだを冷やすものが多いです)
ほうじ茶は冷やさないと言われているので、暑さが和らいでくる頃からは重宝しそう。
お聞きした話によると、最近は冷え性のお子さんも増えているようです。
本来子どもは熱を持っていたり、大人よりも暑がりだったりするのですが、最近はそうでもないようで。
子どもだからといって、年中麦茶がいいということもなさそうですね。
あくまで個々のからだの状態に合わせて食材を選べることが大事だなぁと実感しています。
夏は明るく元気に活動してきた方も、少しずつアクセルを緩める季節。
季節の変わり目は体調も崩しやすいので、
自分のからだにじっくり耳を傾けて過ごしていきましょう。
著書を出版しました。
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