【症状別】秋にひきやすい風邪とおすすめの食材
季節の変わり目は体調を崩しやすいと言いますが、
秋から冬にかけては特に、風邪をひきやすい季節です。
ひとことに風邪と言っても、いろいろな種類があります。
秋にひきやすい風邪と、冬にひきやすい風邪は少し違います。
カゼも、季節の影響を受けるんです。
秋のカゼは、「乾燥」によって引き起こされることが多いです。
なので、この「乾燥」による症状が出やすい。
例えば「乾燥」すると、鼻やのどの乾燥、皮膚の乾燥、便秘気味、尿が少なくなる…などの症状が出やすいのですが
秋カゼの特徴としても、のどが渇く、口鼻の乾燥、のどの痛み、咳、熱が出る・・・
といった症状が多いでしょうか。
一方、冬カゼは、「寒さ」によって引き起こされやすい。
「寒さ」による症状、悪寒や発熱、下痢、喘息症状などが出やすいですし、
「寒さ」によって気血の流れが滞りやすいので、頭痛や関節痛、胃痛や腹痛なども合わせて起こりやすいと言われます。
簡単にいうと、秋のカゼは乾燥によるカゼが多くて、
冬のカゼは寒さによるカゼが多いということです。
秋のカゼは「乾燥」の影響を受けていることが多いので、
「乾燥」を潤す食材が味方になってくれます。
例えば、梨・りんご・柿・キウイフルーツ・びわ・豆腐・きくらげ・蜂蜜・乳製品・・・など。
潤いをチャージしてくれるものはこちらにもまとめています。
秋の養生をしっかりできると、秋のカゼも長引かせない、ということになりますよね^^
ちなみに、
冬のカゼにオススメの食材は、からだを温めて、気血の流れをよくしてくれるもの、例えば
紫蘇、生姜、ねぎ、にら、唐辛子、山椒・・・など。
これは冬のカゼにオススメというより、
「からだが冷えてしまった!」ときにも活躍してくれます。
この季節は「乾燥」も気になるし、急激な温度変化で「寒さ」がからだにダメージを与えることもあります。
そのときどきで、自分のからだに合わせた食養生を心がけたいですね^^
疲れがカゼを引き起こし、長引かせることもあります。
免疫力に関わる「気」をしっかり補えるもの(お米、お豆、お芋類、きのこ類など・・・)を普段から適度に取り入れる。
カゼと戦う力(気血水)を作り出してくれる「脾」(消化に関わる臓だと言われています)に負担をかけないように、
温かくて柔らかいものゆっくり噛んで食べるように心がけたいですね。
著書を出版しました。
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